南蛮屋鎌倉大船店で焙煎豆を買ってきた。場所見知りの自分には焙煎豆専門店に一人で入るのは気が滅入るが気合を入れて入店した。店内には豆だけじゃなくて、気になるドリッパーやサイフォンなども販売している。今回は焙煎豆を買うことが目的なので、豆の店に一直線に進む。
いや、こんなやつがカフェを開業できるの?とお思いかもしれませんが、人見知りはまったくないのです。むしろ初対面ほど緊張しない(笑)
店長らしきひとが声をかけてくれたが集中と緊張で耳に入ってこないから「わかりました。」とだけ返事する。どんな場所でも緊張するのかというとそれもない。今まで自分に縁がなかったゾーンに入ると心臓が鼓動を始めるようだ。(かっこよく言うなw)
焙煎豆の選択
今回の目的は美味しさの基準となる焙煎豆を買うこと。特上ブレンドを選んだ。なにがブレンドされているかはとりあえずやよい。味のバランスと価格のバランスからこれが一番人気だとわかる。
- 販売店:南蛮屋鎌倉大船店
- 品名:特上ブレンド(焙煎豆)
- 容量:100g
- 税込価格:702円
コストと価格の分析
自宅で焙煎豆を煎るときはホットコーヒー1杯12gで計算している。100gだとおよそ8杯分。702円を8で割ると1杯約90円。手間賃を除くと焙煎豆専門店で買った豆から1杯90円のコーヒーが飲める。
さて、味の方ですが、、これが美味しい!!手間賃を除いてもこれが約100円か~
カフェビジネスの課題
この一杯をカフェで販売しようとすると1杯300円から500円。粗利的には十分すぎる商品だけど、家に帰れば一杯100円で飲めるコーヒーに400円を払うのか?
考察:なぜ人々はカフェでコーヒーを買うのか
- 品質の差:自宅で淹れる100円コーヒーは、缶コーヒーやコンビニコーヒーより明らかに美味しい。でも買う人が存在する。
- チェーン店との比較:自宅で淹れる100円コーヒーは、モリバコーヒーなどのチェーン店の300円から500円のコーヒーより明らかに美味し。でもスタバでコーヒーを買う人がいる。
- 設備投資:コーヒーマシンは高い?安くはないが5万円位でそれなりのものが買える。
- 鮮度の価値:同じ材料と過程でつくられたコーヒーでも挽きたてには味と香りの付加価値がある。
今後の課題
開業するにあたりクリアすべき条件がまた1つ見つかった。
原価100円のコーヒーを400円で買ってもらう仕組み (メカニズム)」
現在の開業に向けてクリアすべき条件リスト:
- 「大船 カフェ」で検索エンジン表示順位上位をとる
- スタバコーヒーって座って飲んでも400円、テイクアウトでも400円(第4話) をつくる
これらの課題に取り組みながら、カフェ開業への道を進んでいきます。