大船のモリバコーヒーに偵察もとい調査に行ってきましたよ。マーケティングの一環です。マーケティングにはデスクリサーチとフィールドワークに大別できます。自分の足を使ってデータを集めたり観察したりするのがフィールドワークです。誰でも入手可能な情報を調べるデスクリサーチと違って自分だけの情報、特にデータに現れない空気感を集められるのがフィールドワークの強みです。このあたりの話はいずれ別記事でやりたいと思います。
モリバコーヒー調査メモ
- 2024年8月20日13時半
- 当日中のレシート表示で50円引き
- 席でトリップコーヒーを飲める
- 安い
- 豆を売ってる
- 混んでる
- ブレンドレギュラーを注文
- 砂糖とミルクを入れた
- 味はフツー。ブラックで飲めばよかった
- LINE公式アカウントあり
- 客層は、年配者が多い
- レジのお姉さんが可愛い
- 飲み終わったあとから僅かに体に違和感を覚えるのでカフェインが多めかもしれない。缶コーヒーに近いかも
- 何にせよコーヒーの味と価格の観点では、310円のモリバコーヒーが基準点になりそうだ
- 次はスタバに行ってみる
普段自宅でコーヒーを飲むときはほぼブラックのわたしですが、砂糖とミルクを入れしまったのは、比較基準を決めるうえで失敗でした。また機会があればブラックで飲み直したいと思います。焙煎豆を売ってました。アレンジコーヒーのメニューが多くてモリバコーヒーに慣れて無い人には店内は情報過多に感じました。機会があれば焙煎豆を買ってみて、大船南蛮屋と比較したいと思います。
わたしが開業するカフェは基本的にコーヒーを楽しむ場にしたいので、コーヒーの味に関係のないサイドメニュー(例えば、サンドウィッチとか?)は減らしたいと思いますが、そのあたりは集客と客単価にも影響するので最終的な結論はデータを揃えてからにするつもり。
リピーター獲得策として「当日中のレシート表示で50円引き」は良いアイデアだと思った。チェーン店では標準的な施策なのかな? 「前日までのレシート表示で50円引き」の方がお客様の訪店の習慣化を狙える気もするが利益率に影響があるのかな?
そして、マグカップコーヒー310円は安いんだよな。「子どもの習い事の待ち時間、30分だけ座って休憩したい」なんてときに300円コーヒーはリーズナブル(合理的)である。30分で500円は高く感じますね。そうか、お店の滞在時間と料金にも相関関係がありそうです。喫茶店である側面では、スペース貸しビジネスですね。面白い、お客様がそこにいる価値を感じてくれるなら、それがコーヒーの付加価値になる。新たな発見をしたようです。
滞在時間や店内の空気にも付加価値がある。大きな発見です。開業マニュアル本に書いてある「コミュニケーション」の大事さを理論的に理解できました。店内で気持ちよくコーヒーを飲んでくれたら美味しさも変わるでしょう。