ブログを立ち上げてから2ヶ月弱が経過した。たった2ヶ月、されど2ヶ月。ここで一度、カフェ集客におけるGoogle検索からの状況を整理してみたい。
なぜGoogle検索からのカフェ集客が重要なのか?
カフェの売上を上げるには、新規のお客さんをどれだけ集められるかが鍵だ。現代では、多くの人がカフェを探すときにスマホで「大船 カフェ」や「カフェ おすすめ」と検索する。つまり、Google検索からの集客はカフェ マーケティング戦略の中心となるべきだ。SNSを使ったカフェ集客も有効だが、検索エンジンからの流入は無視できない。成功するカフェには理由があるのだ。
ポジティブな要素の点検
まず、ポジティブな要素から見ていこう。Google Search Consoleの検索パフォーマンスのスクリーンショットを確認する。
Google Search Consoleの合計クリック数と合計表示回数とは?
合計クリック数は、検索結果から実際にブログをクリックしてくれた人の数。一方、合計表示回数は、検索結果にブログが表示された回数だ。つまり、表示回数が増えるということは、ブログがより多くの人の目に触れているということになる。
私が重視しているのが紫の線の合計表示回数。これがこのブログ全体の力を示しています。ゆっくりだが着実に成長しているのが分かりますね。
私が重視しているのが紫の線の合計表示回数。これがこのブログ全体の力を示している。見ての通り、ゆるい右肩上がりになっている。ゆっくりだが着実にこのブログが力を得ていることがわかる。どの記事が人気で、どんなキーワードがクリックされているのかも大事だ。
サッカーの試合で例えると、人気記事や人気キーワードは点取り屋やドリブラーの花形だ。しかし、サッカーは目立たないディフェンダーがいないと成り立たないし、監督やコーチ、裏方のスタッフなどの縁の下の力持ちがいて初めて強いチームになる。また、どんな選手が開花するのか使ってみないとわからないところもサッカーに似ている。だから、まだ人気のキーワードにブログ全体をフォーカスする時期ではない。ブログ全体が花開くまで、地道に種をまいて水をやり続けよう。合計表示回数が増え続けているなら、それでいい。
問題はいつ花が開くのか?
そして、問題はいつ花が開くのかだ(当たり前だが)。
確かに潜在的なブログ訪問者数は着実に増えているが、このブログの目標であるGoogle検索の「大船 カフェ」で上位表示を獲得するという目標に関しては進捗率0%だ。そう、0%。実際に「大船 カフェ」で検索してみても下位にも表示されない。「大船 喫茶店」で表示しても結果は変わらない。検索結果を俯瞰すると、ある問題が見えてくる。
ディレクトリサイトが検索結果を独占
カフェのウェブサイトが全然ヒットしないのだ。「大船 カフェ」の上位を占めるのは、食べログ、Retty、じゃらん、NAVITIME、icotto、ホットペッパー、ぐるなび…。
「Yahoo!検索の時代じゃねーんだぞ!個人経営のカフェがウェブサイトを持ってるならそっちを見たいのが大多数の意見だろう!ディレクトリサイトという名の検索エンジンスクワッターが!スクワッター同士で対消滅してくれ!」(心の叫び)
すいません、冷静さを欠いてしまった。このブログが順調にアクセス数を増やせたとしても、現状として「大船 カフェ」で検索エンジン上位表示を実現するのは難しいと言わざるを得ない。しかし、対策がないわけではない。ここでカフェ マーケティング戦略を見直し、カフェ集客イベントやカフェ プロモーション事例を参考にすることで打開策が見つかるかもしれない。カフェ イベント 例を活用して、集客を上げる方法はありますか?と自問自答しながら進めていきたい。ここの対策については今後の別記事で検証したいと思う。
新規ドメインとGoogleの見守り期間
食べログなどが検索結果を独占している問題とは別に、まだまだこのブログの検索エンジンからの流入の絶対数が少ない。検索結果の上位表示とは別の目標である「月間1万PV」には程遠い。
通説になるが、Googleの独自ルールとして「取得したばかりの新しいドメインが使われるウェブサイトは、数カ月間の見守り期間が設定され、その見守り期間中はGoogleの検索結果にほとんど表示されない」という説がある。新規ドメインサイトの検索ヒットを許すと、フィッシングサイトやウイルスをダウンロードさせるサイトの乱立を容易にさせることにつながるのが一つの理由のようだ。この理由には信憑性がある。
新規ドメインの「見守り期間」は、長期的な視点でブログ運営を考える良い機会かもしれません。この期間を活用して、コンテンツの質を高め、ユーザー体験を向上させることに集中できますね。
数カ月というのが具体的にどの程度の期間を指すのかまでは不明だが、「ブログ開設1ヶ月で売上10万円!」みたいなインフルエンサーの詭弁に惑わされずに、今後もブログ運営を続けていく所存だ。成功するカフェには理由がある。カフェのリピート率は?と自問し、カフェに求めることは何ですか?とお客様の視点を考え、カフェ ターゲットを分析しながら、カフェ集客をさらに強化していきたい。
まだ道のりは長いが、一歩一歩進んでいくしかない。地道な努力がいつか実を結ぶと信じて、これからも頑張っていこう。なせばなる!