すこーしずつGoogle検索経由のアクセスが増えてきたウェブアプリ「コーヒーマッチ - Coffee Match(β版)」。コーヒーのおいしさを理論詰めにするためには、まだまだパラメータが少ない状態だ。それほどコーヒーの世界の奥は深いということだろうか?
新たなパラメータ「水」を追加してみた
今日はこのコーヒーマッチに新たなパラメータとして「水」を追加してみた。コーヒーを淹れるときの水、皆さんはどう選んでいるだろうか?
リリースノート(2024年10月7日): 水の品質評価機能を追加しました。浄水器でろ過した水道水の使用と、コーヒーを飲む前の水分補給がスコアに反映されるようになりました。
コーヒーを淹れる時の水は?
結論から言うと、「浄水器を通した水道水」がベストだ。ボトル入りのミネラルウォーターを買う必要は、ほとんどのケースでない(財布にも優しい)。
コーヒーには軟水が適している理由
コーヒーを淹れる際には、軟水が適していると言われている。なぜなら、硬水に含まれるミネラル分がコーヒーの風味を損なうことがあるからだ。エスプレッソなら硬水でもOKだが、ドリップコーヒーや水出しコーヒーには軟水が合う。
日本の水道水は軟水
幸いなことに、日本の水道水は軟水だ。だから、水道水でコーヒーを淹れてもいいですか?という疑問には、「もちろん!」と答えたい。ただし、水道水には塩素などの不快な匂いが含まれていることもある。
浄水器で水道水をさらにおいしく
そこで、浄水器を通した水道水を使うと、その塩素などの匂いを取り除くことができる。それがコーヒーの香気の邪魔をしないというわけだ。コーヒー、浄水器、水道水、この組み合わせが自宅でおいしいコーヒーを楽しむ秘訣だろう。
水出しコーヒーは水道水で大丈夫?
水出しコーヒーを作るとき、水道水で大丈夫ですか?という疑問もあるかもしれない。答えはイエス。ただし、冷たい水では塩素の臭いが残りやすいので、浄水器を通した水か、一度沸騰させて冷ました水を使うと良い。
コーヒーの前に一杯の水を
ところで、カフェなどでコーヒーの前にお水が出てくることがある。コーヒーの先に一杯の水を飲むことで、口の中をリセットし、コーヒー本来の味を楽しめるメリットがあるのだ(プロっぽい!)。
まとめ
コーヒーを淹れる時の水は、意外と重要だ。浄水器を通した水道水で、おいしい一杯を楽しんでみてはいかがだろうか?ミネラルウォーターを買わなくても、十分においしいコーヒーが自宅で楽しめる。水選び一つで、コーヒーの味わいが変わるなんて、コーヒーの世界は本当に深い(沼かも?)。