Googleアドセンス審査に落ちたのでブログ記事で共感の押し売りをやめる(第11話)
ものすごい勢いでブログを立ち上げ、ものすごい勢いで記事を投下して、ものすごい勢いでGoogleアドセンスに審査申し込みをして、ものすごい勢いで審査に落ちました。
落ちたことそのものは問題ではなく、ある懸念事項が明るみに…
Googleアドセンスとは、ウェブページに特殊なコードを貼り付けるとページに内容やページ閲覧者の属性に応じて自動的に広告を表示する仕組みです。検索エンジン連動型広告と並ぶGoogle広告プラットフォームの柱となるサービスです。
カフェ開業準備とブログの立ち上げ
このブログを立ち上げた目的は、鎌倉大船での集客をより確実なものにするために本当の店舗を開業前に、インターネット上に仮想店舗を立ち上げることですが、このブログ自体を収益源にすることはあまり考えていません。
それなのにページに広告を表示するGoogleアドセンスに申し込んだ理由は、ブログの品質を客観的に評価してもらうためです。Googleは無料でウェブサイトのコードを評価する仕組みのGoogleサーチコンソール、リッチリザルトテスト、PageSpeed Insightsを提供しており、ブログ制作者はこれらのツールを使うことで、サイト閲覧者と検索エンジン(最近ではAI型クローラー)の双方に優しいコードをこれらツールの評価結果に応じてトライアンドエラーを繰り返すことでよりよいものに開発することができます。(HTMLのコーディングについてはまた別の記事でお話します)
コンテンツの品質と生成AIの落とし穴
一方、コンテンツそのもの。すなわち、ブログの記事の内容を客観的に評価してくれる仕組みはすくない。その少ない中の1つがGoogleアドセンスの審査です。詳しい話は割愛しますが、平たく言うと、見る価値、読む価値の無いサイトは審査に通りません。今回このブログが審査に落ちた理由を一言で表すと、低品質です。
低品質な理由は複数思い浮かびますが、一番わたしが後悔したのは、原稿の校正を生成AIに任せすぎたことです。いまの生成AIが書く文章は、てにをはに間違いがなく、タイプミスもなく、言葉の使い方の間違いもない。それでいて、他人を傷つけたり、貶す言葉を使わない。優等生の作文なんです。そして、どこからか借りてきた言葉が並んでいて熱意を感じない。
実は、わたしも読み直しながら「つまらない」と感じていました。
実は、わたしも読み直しながら「つまらない」と感じていました。ただ、その方が大衆受けするならと受け入れていましたが、やっぱり方針を変えて、原稿の修正は、てにをは、タイプミス、言葉の使い方の訂正に留めることにします。
共感の押し売りからの脱却
生成AIで作文する際のもう一つの問題。こっちの方が大きな失敗だった。プロンプトを「人気のブログ風の体裁にして」を依頼したこと。
毎回記事の締めの言葉が、 「50代からのカフェ起業への挑戦。その道のりを、ぜひ見守っていただけたら嬉しいです。カフェ開業相談も大歓迎です。コメント欄やSNSで、どんどんご意見をお寄せください。一緒に学び、成長していきましょう!」 こんな風になります。共感の押し売りとでも言うんでしょうか。
そりゃ、そうなれば嬉しいですが、人間ってそんなに単純なものですかね?
そんなわけで、このブログは独り言形式で続けていきますので、応援よろしくです!(おい